大手クリニックの場合、分院による違いはあるか?
・患者数の違いはあるが、業務負担はそこまで大きく変わらない。
・通勤の便を基準にして選ぶのがよい。
非常勤を検討されている先生で、複数の分院がある、大手クリニックに就職をされるケースもあると思います。ご自宅から通えるクリニックが複数ある場合、どの分院を選ぶべきか迷われる先生もいらっしゃるのではないでしょうか?
結論から言えば、クリニックの場所によって患者数の違いはあるますが、業務負担はそこまで大きく変わりません。
大手クリニックでは、多数のクリニックを抱えており、特に都会では、同じ法人が近くに分院を出すことが珍しくなくなりました。新宿などの特に人の多い駅では、同じ最寄り駅に分院を複数出しているケースもあります。それだけお客様が多く、需要が多いのでしょう。
都会に住まれている先生には、通勤圏内に複数の分院があることが普通です。特に4月や、10月などの区切りの良いときには働きたい分院を選ぶことができるケースもあります。分院ごとの違いや、忙しさの違いはどうでしょうか?
やはり都内で新宿、渋谷、上野などは通勤、通学でも通る方が多いため、少し郊外の分院に比べるとお客様が多いです。しかし再診のお客様が多く、多少カルテチェックの手間は増えますが、業務負担がそこまで大きく変わりません。業務負担を減らすために、わざわざ遠くの分院に行くのはコストパフォーマンスが悪いでしょう。遠い分院への通勤の方が負担になると思いますのふで、先生の通勤の便を基準にして選ばれる方がよろしいかと思います。
余談ですがこんなことがありました。ある勤務日にいつものA院ではなく、隣の駅のB院での勤務を頼まれました。急な先生のお休みで代診が見つからず、B院にA院の予約のお客様も振り替えて頂き、A院は休診となったのです。これは近くに複数分院をもつ大手ならではの対応と思いました。先生も長く勤務されると、たまにこのようなことも頼まれるかもしれません。ちなみに急な変更ということで、特別手当も支給して頂きました!