スポット勤務の探し方から一日の勤務の流れ

スポット勤務の探し方から一日の勤務の流れ

スポット勤務を初めてする先生へ

医師のアルバイトことはじめ
医局の紹介などではアルバイトの経験はあるけれど、自分で探して応募するアルバイトを未経験の先生は、意外にも多いのではないでしょうか?今回は未経験の先生向けに、初めてのスポットアルバイトをご紹介します。

まずアルバイトをするには当然ご自身で仕事を見つけなければなりません。今回は一日だけのスポット勤務を想定してみます。まず医師求人サイトに登録することから始めましょう。こちらから登録できます→医師バイトドットコム

会員登録をすると、求人先の詳細が見られるようになります。先生が通勤圏内の地域を指定し、診療科目は「美容皮膚科」にしましょう。医療機関によっては、「その他」の検索で出てくる場合もあります。
勤務条件をみて日時や条件に問題なければ、勤務の申込みを行います。初めて勤務する場合は、医師免許証の登録や臨床研修修了証も必要になるため、準備をしておきましょう。

申し込みに問題がなければ先方から勤務確定の連絡が入りますので、これでアルバイトの申込みは完了です。あとは勤務日まで待つだけとなります。

当日の持ち物ですが、指定されたものがあれば持参しましょう。医師免許証のコピー、印鑑、給与振込口座の情報があれば事足りると思います。ほとんど医療機関で白衣も用意してもらえますので、先生ご自身で持参する必要はありません。

当日の服装ですが、華美でない格好であれば普段着で行かれる先生も多いそうです。しかし私は敢えてスーツで行くことをおすすめします。それだけで他の医師と差をつけられるからです。今後非常勤で勤める可能性もあり、印象を良くしておくことは大きなメリットになります。また男性であればネクタイを締めてきちんとした身なりで行くだけで、スタッフさんから信用を得られます。スポット勤務の場合、初対面の先生を判断する基準は、極論すれば身なりしかありません。わずかな工夫でその日の仕事がスムーズに運び、先生も気持ちよく勤務できると思います。

クリニックについたらまず電子カルテの使い方や、マニュアルの説明があります。およそ30分くらいです。それが終わったら一応マニュアルには一通り目を通しておきましょう。当然覚える必要もなく、その都度マニュアルを参照して対応で構いません。お客様が目の前にいらしてもマニュアルを開いてもらって大丈夫です。むしろ適当に対応してしまう方がクリニックとしては困ってしまいます。最近は電子カルテのパソコンにPDFで保存してあり、検索もスムーズにできる用になっていますので、活用しましょう。余談ですが、ctrl + F で文書内の検索ができます。

マニュアルの確認が済めば、お客様が来るまでは基本自由時間です。水分補給やお手洗いも自由に可能です。おそらくスマホだけでは暇を持て余してしまう可能性が高いので、パソコンや本など、時間を有効に使えるものを持参しましょう。

休憩時間は外出可能です。多くのクリニックでは60分です。繁華街にあるクリニックが多いので、食事は選択肢が多く、医療脱毛クリニックでの仕事の隠れた楽しみです。私も非常勤の仕事のときは昼食が楽しみだったりします。

後半も特に流れは変わりません。お客様がいらっしゃらなければ、本当に自由にできるので、驚かれる先生も多いと思います。
定時になったら就業です。医療脱毛クリニックの仕事で残業が発生することはまずありません。ほぼ確実に定時に帰れます。仕事のあとの予定が入れやすいのも大きなメリットの一つです。

以上がスポットバイトの流れです。是非一度経験してみましょう。

医療脱毛クリニックを探すときの注意点

スポットのアルバイトを探す際は大きな注意点というのはありません。定期の非常勤とは違い、合わなければ今後応募しなければ済むためです。色々な現場を経験という意味では、気に入ったクリニックを見つけた先生も敢えて他の医療機関を覗いてみるのも良いです。マニュアルや同意書の内容もクリニックによって少しずつ異なるので、勉強になります。3件ほど異なるクリニックで勤務するとおおまかな業界の全体像がつかめると思います。

私が避けるとすれば、極端に給与が低い医療機関は避けるようにしています。具体的には時給換算で5000円台になるのは避けましょう。相場からかけ離れた現場は、諸々含めて何かおかしいことがあります。また給与が極端に低い現場ということは、医師を大切にしていないことが考えられ(むしろコストがかかる厄介者のように思われている場合もあり)先生方が嫌な思いをする可能性が高いので避けたほうが良いでしょう。