先生これ当て漏れですか??
医療脱毛では一定の確率で、レーザーの当て漏れが起こります。主にお客様からの申し出により診察を行い、当て漏れかどうかの最終判断は先生方にしていただくことになります。今回は当て漏れかどうかの見分け方、対応について解説いたします。
レーザー照射後の毛の反応
医療脱毛を実際にご自身で受けられた経験のある先生であればご存知かと思いますが、レーザー照射後、2-3週間経って、毛がポロポロと抜け落ちます。しかし一部抜けない毛も存在します。これは毛周期の関係で、どうしても脱毛効果が出やすい毛と、出にくい毛があるためです。
そのため一部抜けない毛があるのは普通です。当て漏れによるものではありませんので、そのように説明をしていただければ大丈夫です。
当て漏れか否か?
当て漏れを疑うケースは、一部だけ全く毛が抜けない部分が密集しているケースです。その場合は当て漏れによって毛が残っていることが疑われます。線状、帯状に抜けない毛が残っているケースも当て漏れが疑わしいです。そのような場合は当て漏れと判断しましょう。
起こりやすい部位は?
当て漏れが起こりやすのはVIOの施術です。VIOは痛みが強いので、お客様の様子を見ながら、休み休み施術を行います。また出力調整のため機械を操作することも少なくありません。そのため一時的に患部から目を離すこともあり、再開する際に場所を間違えてしまい、当て漏れが起こります。
当て漏れと判断した場合は?
医師が当て漏れと判断した場合は、その部位は無料で再度施術を行います。その部位のみ行うため特に大きな手間やクリニックの過度な負担になることはありません。
判断に迷う場合は?
当て漏れは、明らかな場合もありますが、正直微妙で判断が難しい場合もあります。そのような場合は、当て漏れ扱いにして、再照射してあげたほうがお客様の満足度は高いです。上記のようにクリニックに実害は特にありません。医療脱毛は自由診療です。この場合厳密な医学的判断が求められているわけではありません。それであればお客様の満足度を上げた方が、クリニックにとってもプラスに働くでしょう。お客様の満足度を上げれば、追加施術の際も選んでいただけたり、他のお客様をご紹介いただける場合もあります。
またどうしても困るケースは本部に相談することもできます。大手の場合、困ったケースでは経験豊富な常勤医師に相談できる体制をとっています。医療脱毛クリニックの特性上、スポットなどの慣れない医師の勤務も多いためです。困った際はこのようなバックアップ体制も活用しましょう。